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カツオ  タンパク質が多く、脂質の少ない栄養食材  
「江戸っ子に人気」カツオ

世界各地の暖海域に広く分布する馴染みの深い魚。江戸では最も庶民に人気の高い魚としても身近でした。

初夏に食卓を賑わす初ガツオと秋には北太平洋で豊富な餌を取り、南下してくる戻りカツオの二度の旬があります。

タンパク質は100g中25.8gとかなり多く、逆に脂質が少なめなため健康的な食材でもあります。血液をサラサラにしてくれるEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含んでいることでも有名です。とくに血合いに栄養が集中し、コレステロールを減らし、肝機能を高めるタウリンが非常に多く含まれています。

その他、ビタミンB1、B2、B12、D、鉄、カリウム、ナイアシン等も豊富に含まれています。
美味しい食べ方

鰹が鮮度が落ちやすいところが欠点。目が赤くなく、銀色の縞模様がはっきりしているのが新鮮な証拠。切り身は鮮やかな赤さのものを選びましょう。

初ガツオは味が淡白で、戻りカツオは脂がのっています。いずれも、入手したその日のうちに調理して食べましょう。新鮮なものは刺し身やお寿司に。お馴染みのカツオのたたきはポン酢や醤油で食しましょう。その際に薬味代わりに大葉やにんにく、ゴマや茗荷等を加えると、また違った味わいを楽しめます。

もっとも栄養の高い血合は角煮や佃煮に。酒盗(しゅとう)と呼ばれる塩辛も酒の肴に人気です。