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 いわし  老化を防ぎ、虚弱体質の改善に有効
大衆魚の代表で、全魚中最大の水揚げがあるイワシ。古くから庶民の味として親しまれ、世界的にもよく食されている魚です。特に南フランス、イタリア、スペインで愛されている魚です。

種類は豊富ですが、一般にイワシと言えば真イワシを指し、その他、丸干しになるウルメイワシ、煮干しやタタミイワシになる片口イワシ等が人気です。良質なタンパク質を多く含み、不飽和脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサンエン酸)の含有量は魚の中でもトップクラス。数年前からイワシが頭の薬と呼ばれるのは脳力を高める効果のあるDHAのためです。

その他、カルシウムも豊富でカルシウム吸収に効果的なビタミンDも多く含まれるため、効率的にカルシウムが摂取できる食材としても注目されています。コレステロールを減らすタウリン、血圧を下げるカリウム、味覚障害や免疫力低下、脱毛を防ぐ亜鉛も多く含まれるので、丸ごと食べたい優良食品です。
美味しい食べ方

真イワシは目が澄んでいて、うろこが剥がれていないものを選びましょう。痛みやすい魚なので、手に入れたらすぐに食べるようにしてください。刺し身や塩焼き、フライ、煮つけ、マリネなどどんな味わいにも馴染みます。

ちょっと手を加えて、すり身にしてハンバーグにしたり、つみれにしても美味。煮る際にはしょうがや酢、梅干しを入れると独特の臭みが消え、カルシウム吸収率も上がります。秋が最も脂の乗った時期です。他種については以下の通りです。
うるめイワシ/大きな眼が膜がかぶったように潤んでいるところからこの名がついたと言われます。最も脂肪分が少ないため、多くが丸干しに使われます。
片口イワシ/下顎が短く、上顎しかないように見えることからこの名がつきました。幼魚はおなじみのシラス。油つけの缶詰やアンチョビー、みりん干しなどに使用されます。