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 いちご  甘く、赤い可愛さが魅力の「果物の王女さま」
果物の代表のように思われるいちごだが、厳密にいえば、すいか、メロンと共に野菜に分類されるいちご。いちごの実は、花を支えている花弁の部分が大きく発達したもので、本当の意味での果物部分は表面の小さな粒々に当たります。

いちごは果実の中でもビタミンCの含有量が多く、100g中に50〜100mgが含まれています。成人の一日のビタミン摂取量は100mgなので、いちごを10粒程度食べるだけで一日のビタミンCは足りてしまうことになります。

ビタミンCは温室栽培のもののほうが露地栽培のものよりも多く含まれます。どちらかを選ぶとしたら、温室栽培のほうを選びましょう。また、いちごには食物繊維のペクチンを多く含んでいて、コレステロール値を下げる効果もあります。
美味しい食べ方

かつては4〜5月が旬でしたが、最近は11月頃から初夏にかけて、長い間、味わえるようになりました。1日の適量は200gくらい。粒にピンと張りがあり、果肉が柔らかすぎないものが新鮮です。いちごに多く含まれるビタミンCは水溶性なので、ヘタを取って水につけておくとビタミンCは流れてしまいます。ヘタはつけたまま、手早く水洗いをしましょう。

現在、いちごは交配によって毎年のように新しい品種が生まれています。かつての人気品種、宝交やダナーはほとんど姿を消して、栃木県産の女峰や福岡県産のとよのか等が人気です。以下は代表品種の特徴です。
とよのか/宝交早生とはるのか、ひみことの交雑種。大降りで色鮮やかな赤が特徴で、肉質は柔らかく、汁が多く、酸味が強い品種です。甘味のバランスも良い人気品種。福岡県を中心に西日本での栽培が主です。
女峰/ダナー、はるのか、麗紅の交雑種。果汁をたっぷりと含み、甘味、酸味、香り共に優れた人気種です。日持ちがいいので、ケーキ用にも人気です。栃木県を中心に東日本で多く栽培されます。
ドリスコール/アメリカからの輸入品種としてお馴染みのダナー系の大型いちごです。長さは平均6センチ前後、やや酸味が強く、味のいい品種です。